＋ネタバレがありますのでご注意ください。
****アスカル ―Ａｎｇｅｌ Ｌｉｇｈｔ―****
☆ストーリー。
世の中には『神』と呼ばれる存在が居た。
しかし神の強大すぎる力は、人々に災いをもたらした。
人々は協力し合い、神を封印、眠りに付かせることに成功する。
しかしそれから１００年・・・
神を眠らせていた封印は解けてしまい、再び神は目覚めた。
そして神の力は再び人々に災いをもたらすのである。
神は言う。
『天使の子の魂を、我に捧げ給え』
・・・・・と。
そして人々は、心の強き、一人の人間を生贄として神に捧げた。
神は生贄の魂を食らい、再び眠りに落ち・・・
以来、生贄は『天使の子』と呼ばれ、人々に奉られる存在となった。
約１００年の周期で神は目覚め、その度に人々は天使の子を捧げた。
そして、丁度１００年目の今年・・・
一人の勉強嫌いの少年・イズミが船に乗っていた。
彼の故郷である村には学校が無く、子供達は自分で本を読み、
勉強するのが村では当たり前だった。
しかしそれを良い事に、イズミは今まで一度も勉強したことが無いのだ。
勿論、頭は悪く簡単な計算も出来ない。
呆れ果て、将来を心配したイズミの両親は、
イズミを騎士学校ヴェルトーマ学園に入学させることを決意したのだった・・・
☆ゲーム概要。
《ジャンル》異世界ファンタジーＡＤＶ
《対象年齢》全年齢・・・のハズ
《ゲーム制作ツール》コミックメーカー３
《動作環境》Windows98/98SE/Me/2000/XP対応
《容量》約41MB（全部で）
《画面サイズ》640×480
《プレイ時間》１時間前後
《配布形式》フリーウェア
《配布日》2007.12.16
☆素材提供。
背景『誰そ彼亭』
音楽『ザ・マッチメイカァズ』『ユメノカケラ』『音人』『魔王魂』
☆スクリーンショット。
ダウンロード
※ダウンロードは自己責任でお願いします。
※正直なところ、何も分からず結構勢いだけで作ってしまったので、多少のバグがあるかと思います。
バグの報告がある度に随時、修正をしていますがご了承下さい。
お時間があればバグのご報告をお願いします。
修正履歴。
2007/12/20 バグ修正。ご迷惑をお掛けしました。
2008/01/10 ダウンロードの期限切れを修正。ご迷惑をお掛けしました。
☆登場人物の紹介。
＋主人公。
名前：イズミ
性別：男
年齢：１４歳
身長：１５４ｃｍ
体重：４４ｋｇ
武器：片手剣
血液型：Ｂ型
得意科目：国語学
苦手科目：国語学以外全部
学校の無い田舎で生まれ育ち、勉強をしたことが無く頭が悪い。
両親に強制的にヴェルトーマ学園に入学させられた少年。
超前向きで正義感が強い。行動力もあり、思い立ったらすぐに行動するタイプ。
臆することなく、良くも悪くも純粋。女装が大好きで方向音痴。
しかし学校の成績はイマイチで、国語学以外は１０段階評価でオール１。
魔術や武術などの実技は最悪で留年候補・・・かも？
その真っ直ぐさで、神の、世界の矛盾に気づき、立ち向かおうとする。
『ダメダメ！初対面の人に奢られる筋合いはありませんから！』
＋クラスメイト。
名前：テレース
性別：女
年齢：１５歳
身長：１５７ｃｍ
体重：４６ｋｇ
武器：チャクラム
血液型：ＡＢ型
得意科目：生物科学
苦手科目：武術と数物理学
心優しく、困っている人を放っておけない、イズミ同様正義感の強い少女。
しかし仲良くなると次第に本性が現れ、ドン引きさせることも。
ホラー物の映画や小説などが大好きでグロテスクな出血物が一番の好物。
そして昆虫マニアで、昆虫を眺めてはうっとりしている。天然。
親が大金持ちなのでお金に困ったことが無く、かなり無頓着。
何不自由なく育ち、世間知らずで「可哀想に･･･」が口癖。
優しい彼女の笑顔は、友を救うことになるかもしれない。
『あらあら、迷子さん？可哀想に・・・』
名前：蛍（ホタル）
性別：女
年齢：１６歳
身長：１６８ｃｍ
体重：５２ｋｇ
武器：大剣
血液型：Ｏ型
得意科目：外国語学
苦手科目：社会地理学
無愛想でとてもクールな女の子。可愛気などは全く無い。
かなり男勝りなので、女友達より男友達の方が多いタイプ。
音羽の双子の妹。基本的な性格や立ち振る舞い等は兄ソックリ。
しかし兄と違って、自分の感情に素直で（笑うことは少ないが）
面倒見がいいので自動的に仕切り役に回っていることが多い。
外国語学が得意で、妖精や他の種族等の言葉が話せるのも特徴。
素直な気持ちをぶつける時、彼女は何を起こすのだろうか。
『本当に何も知らないんだな。これ常識だぞ』
名前：ラクエル
性別：男
年齢：１９歳
身長：１７６ｃｍ
体重：６２ｋｇ
武器：片刃二刀流
血液型：Ｏ型
得意科目：数物理学
苦手科目：魔術と国語学
いつもヘラヘラしていて、登場人物の中では一番のプレイボーイ。
今はテレースに恋をしており、彼女に何度もアタックしているが
ド天然な彼女を落とすのは流石の彼でも困難な様子。
しかしテレースもラクエルを慕っているのは間違いないが・・・
気さくで能天気でお気楽だがいざとなれば頼れる皆の兄貴分。
しかし何処か影があり、特に音羽を避ける様子もある。
友を見守り影から支える彼の力は、必ずしも必要であるだろう。
『ハイＯＫ〜。仲良くやろうぜ』
名前：ミレーネ
性別：男
年齢：１８歳
身長：１７８ｃｍ
体重：６０ｋｇ
武器：ナイフ
血液型：Ａ型
得意科目：社会地理学
苦手科目：武術と外国語学
端麗、高貴、優雅・・・などの言葉が当てはまる上品な青年。
一応は一流階級の血筋の者らしいが実家は絶対教えてくれない。
そのせいか、高飛車で自己中心的な面も少しあるが、根はとても
生真面目で人に借りを作ることが大嫌い。ドジっ子で憎めない。
学園生徒会長や学級委員などを任されており、教師よりも権力があったりする。
勉強熱心な蛍といつも二人で勉強会をしており、成績はトップ。
彼の気転をきかす早さは、後に仲間を救うかもしれない・・・
『何かお困りでしたら、そちらの蛍か私にお尋ねください』
名前：音羽（オトハ）
性別：男
年齢：１６歳
身長：１７０ｃｍ
体重：５８ｋｇ
武器：刀
血液型：Ｏ型
得意科目：武術
苦手科目：武術以外全部
口が悪く、意地っ張りで喧嘩っ早い学園一の不良問題児。
プライドが高く短気なので凄く扱いづらく、自己中な自信家。
頭が特に悪く、彼自身も学問には興味なし。本来なら留年だが、
あまりにも武術の成績が良すぎるため、留年を免除されている。
蛍の双子の兄で、ややこしい性格の為に友達は結構少ない。
だが中身は仲間と妹思いの超寂しがり屋さんだったり。
きっとこの先、彼の絶対的な力はイズミを助けてくれるだろう。
『貴様に「君」と呼ばれる筋合いは無い』
名前：ヒカリ
性別：女
年齢：１４歳
身長：１４８ｃｍ
体重：３６ｋｇ
武器：杖
血液型：Ｂ型
得意科目：魔術
苦手科目：生物科学
病弱でよく学園を欠席している女の子。『天使の子』と呼ばれている。
自身も本名を名乗らず『サクリファイス＝ヒカリ』と名乗っている。
かなり芯が強く、慈愛で満ちている。が、イタズラが大好きで、
時にとんでもないイタズラを仕掛ける事も。明朗快活な性格。
自分の運命は１０歳の時に両親から教わり、覚悟は出来ている。
自己犠牲心が強く、運命を受け入れているが本音は話さない。
ヒカリの温かな、優しい希望の光が射す時、世界は救われる。
『・・・イズミくんは、神をどう思う？』
以下ネタバレ有りのため、見たい方のみスクロール。
※以下ネタバレ。
以下は、プレイしてみてどうしても分からないorプレイし終わった方向けです。
＋アスカル Angel Light ヒントガイド＋
基本的にこのゲームは読み進めていくだけですぐ終わります。
しかし、ミッションを無視したり、選択肢を間違えると、
そのまま強制的にゲーム終了・・・つまりゲームオーバーになります。
常識的な選択肢を選べば何の問題もありませんが、
例外もいくつか存在しますので、ある意味では運次第。
捻くれ者の音羽なんかは、こちらが普通に返事をしても、
意外な言葉で返してきてゲームオーバーになる時も多くあります。
と言うわけで、ちょっとだけ攻略ヒントを。。
まず初めに、相関図を見てください。
仲間となる６人にはそれぞれ好意を寄せる人が。
蛍に関しては微妙な所ですが・・・
ヒカリからは誰に対しても矢印が向いていません。
彼女との関係は、貴方のプレイ次第なのです。
この７人の関係を理解してからプレイすると、
ちょっとだけ世界が広がるかもしれませんね。
では以下は攻略ガイド。
サブタイトルの和訳もつけてみました。
(もしかしたら間違ってるかもしれないという罠・・・)
皆様のお役に立てたら嬉しいです。
☆エピソード１“騎士学校ヴェルトーマ学園 出席番号１番”
ステップ１...
騙されやすいテレースに冗談はよくありません。
まぁ少しくらいなら大丈夫ですが、ちゃんと誠意をみせましょう。
ステップ２...
蛍は無責任な人があまり好きではありません。
自分の発言に、ちゃんと責任を持てば大丈夫です。
ステップ３...
ラクエルとミレーネは無条件で仲間になってくれます。
☆エピソード２“勇敢な剣士と犠牲の天使”
ステップ１...
ラクエルなら一体、どちらの言葉を言うと思いますか？
仲間が神にどんな感情を抱いているのか考えましょう。
神や天使の子の会話になると、皆、悲しそうにするハズです。
ステップ２...
５つのエピソードの内、二番目にバッドＥＤが多いので注意。
音羽は捻くれているので、言いなりになるばかりではいけません。
彼の場合は、あえて逆を選ぶといいかもしれません。
☆エピソード３“ラクエルと音羽 二人の想い”
ステップ１...
基本的にはバッドＥＤが少なく、読み進めていくだけです。
ただし、自由行動の行き先でＥＤが変わるので、
誰が、どの場所を好みそうか、などを考えましょう。
テレース・・・基本的に彼女は街中に居るようですが･･･？
キラキラした物が好みのようですね。
蛍・・・・・・彼女は街中を散歩するのが好みのようです。
ラクエル・・・明るくとても自由奔放な彼ですが、
この自由時間は意外な場所で過ごしています。
ミレーネ・・・彼のお気に入りの場所のようです。
今までに一度だけ見かけた場所ですね。
ヒカリ・・・・彼女はいつもここに居るようです。
会話が終わると、イベントが発生します。
音羽は無欲な人間を信じようとはしません。
☆エピソード４“さよなら、平和な日 おはよう、神様”
ステップ１...
ミッションボードに書いてあったとおりに答えましょう。
行き先によって会話が変化。どちらかを選んだほうがお得･･･？
ステップ２...
ミレーネの言葉を地道に思い出してください。
３秒以内に答えないとゲームオーバーです。
☆エピソード５“全ての終わり、全ての始まり 永遠の青空”
最後までイズミのヒカリや神、仲間への気持ちを貫き通す事。
正規ＥＤに必要なのはそれだけです。
バッドＥＤはありませんが、選択肢によってＥＤが変わります。
イズミの将来を決めるのはプレイヤーなのです。
少しでもお役に立て、このゲームで感動していただけるのなら、
この上ない喜びです。
どうしたんですか、こんなところまで。
もしかしてまだ分からないところでも？
じゃあ下へドウゾ。
ちょっとヒントが分かりづらかったですか？
じゃあ正解とＥＤ内容を載せておきますね。
☆エピソード１“騎士学校ヴェルトーマ学園 出席番号１番”
ステップ１...
基本的に何を選んでも大丈夫ですが。
テレースが落ち込んでいるときに帰ってしまうとゲームオーバーになります。
ちなみに、プレゼントを選ぶ際の「男は狼だから君自身」や、
落ち込んでいるときの「関係ないし帰ろっと」を選ぶと、
テレースの本性である“黒い部分”を少し見ることが出来ます。
そして約束を守らなければゲームオーバーです。
ステップ２...
蛍の宿題を手伝わなければゲームオーバーです。
ヒカリの話を聞けるので手伝ってあげてください。
ステップ３...
この選択肢でテレースを選べば中庭へ、蛍を選べば廊下へと移動します。
どちらを選んでも大丈夫ですので、好みで選んでください。
ラクエルとミレーネは無条件で仲間になります。
☆エピソード２“勇敢な剣士と犠牲の天使”
ステップ１...
同行しているラクエルは神をあまりよくは思っていないので、
ラクエルの怒りを買うようなことはしないでおきましょう。
「神は最低だよ」を選ぶとヒカリが仲間になってくれます。
ステップ２...
音羽を仲間にするには“押して引いて”が大事になってきます。
まずは学園を辞める理由を聞いてあげてください。
あまりプライベートに踏み込むのもよくありません、次は素直に謝りましょう。
しかし此処で譲ってしまっては音羽が機嫌を損ねてしまいます。
面倒なヤツですが、ここは「嫌だ！」を選びましょう。
音羽は友達ではないイズミにやたらツンツンしてますが、
友達には弱いので「必要じゃない」を選んで、
言い方は悪いですが、友達をエサにして仲間に誘いましょう。
☆エピソード３“ラクエルと音羽 二人の想い”
ステップ１...
ここでの選択肢はＥＤに直接関わってくるので、
誰がどの場所に居るかを把握して、自由時間を過ごしましょう。
テレースＥＤ・・・海へ移動
蛍 ＥＤ・・・港へ移動
ラクエルＥＤ・・・図書室へ移動
ミレーネＥＤ・・・音楽室へ移動
以上、４名は、以上の条件を満たせばＥＤを迎えることが出来ますが、
エピソード５で選択肢が出現せず、そのまま告白シーンへ移動するので注意。
音羽、または正規ＥＤへ進みたい方は、「中庭」を選択してください。
ちなみにミレーネが果てしなく気持ち悪いのはご愛嬌。
森で音羽に助けてもらった後は、お礼ではなく素直に、仲間になって、と頼んであげてください。
☆エピソード４“さよなら、平和な日 おはよう、神様”
ステップ１...
ミッションボードにあったように、ミレーネに任せるとゲームオーバーに。
嫌でも引き受けてあげてください。
ステップ２...
ミレーネの言葉を地道に思い出してください。
３秒以内に答えないとゲームオーバーです。
正解は、「我が声よ響け」「空に向かい」「今呼び声を」「光り、煌け」「ふきぬけろ」
です。焦って選択肢を間違えないように。
ちなみに、選択肢を間違えるor時間切れになると、
代わりにヒカリが魔物を倒してくれるので興味のある方は見てみてください。
☆エピソード５“全ての終わり、全ての始まり 永遠の青空”
ゲームオーバーへと繋がる選択肢はありませんのでご安心を。
フェルマ島での選択肢はどちらでも構いませんが、会話内容が異なります。
エピソード３で、中庭へ移動してヒカリと会話している場合のみ、
イズミとヒカリの最後の会話で選択肢が出現します。
「間違ってる」を選択すれば正規ＥＤへ、
「本当に行くの？」を選択すれば音羽ＥＤへ。
そして本当に最後のお別れの告白シーンへ移動します。
その後、スタッフロールが表示されるので、
３０秒程待っていただくか、画面をクリックしてください。
テレース、蛍、ラクエル、ミレーネ、音羽のＥＤの場合、
留年して、学園の姉妹校に通うこととなったイズミを、ＥＤの相手が見送りにきてくれます。
そのまま少し会話し、それぞれのイズミに対する気持ちを述べてゲームは終了です。
正規ＥＤは簡単に言えばヒカリＥＤです。
このＥＤが本当のＥＤなので、是非見て欲しいです。
このＥＤのみ、見送りのシーンがカットされており、
ミレーネが同行者としてイズミと共に姉妹校へ向かう所から始まります。
しかし、姉妹校へ向かう船の中で起きた、ある出来事をきっかけに、
ミレーネを残してイズミは旅立つ決意をするのです。
その決意が何なのかは、どうぞご自身の目で。
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